東堀切ゴルフクラブ

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ごるスタ 桝井映里のゴルフコラム
毎週土曜日更新

第36回 コンディショニング

2007.3.3

いつでもどこでも思うように身体が動く、と思っていたのにそうはいかなくなってきた。
とは私の個人的な感想であるが、いつから変わってきたのか、気が付いたらそうなのだ。幾つになっても気持ちは昔のまま、歳を重ねている事実をどうしても忘れて動いてしまう。計算どおりでない結果を見せつけられて愕然とする。

富士の裾野でミニ・バドミントンをした筆者
脚が付いて来ていません

昨年だったが、走るのが苦手な小学生を励ますため徒競争の練習を一緒にすることになり、小学校の校庭にあるトラックを走った。全力疾走は何十年ぶりだった。
気持ちは走ったが、足が付いて来ない。
足を蹴り上げると坐骨神経に触るのか痛くて足が大きく使えない。
通常の生活だとそこまで脚を使わないのでわからなかった痛みだ。
世間で言う「身体が付いて来ない」と言う感覚を身をもって知った。
日頃数キロのジョギングをこなし、腹筋を含め多少の筋トレも行い体力には自信があったのに、この様である。普段使わない筋肉も関節もまるで開店休業状態であった。

勿論それまでにもゴルフでイメージどおり身体が使えないなーと感じたことは多々あったが、ゴルフの場合スキル面がいたらなければ良い結果は望めないので、練習の仕方が悪いと片付けていた。しかし、きちんと身体を整えてが先決である。
プロスポーツの世界に身を置きながら何とも初歩的なことをおろそかにしていた。

モーションアナライザーで2画面画像をチェック 椅子を使った股関節のストレッチ

ご存知の方もいらっしゃると思うが我が社ゴルフスタジアムでは、ゴルフスクールを関東・関西で開校している。 モーションアナライザー (MA)を使ったレッスンである。
今回はそのスクールにコンディショニングを加えたレッスンを始めた。
ゴルフスイングは捻りを伴う全身運動なので、身体各部の可動域が狭いと動きが制約されスムーズにスイングができない。先ずはスイングしやすい身体に整えてからレッスンに入る。そして練習後は使った筋肉を穏やかにして終了となる。
中には身体が疲れないと練習した気にならない部活感覚の人もいるが、そのあとのケアがなければ故障につながる。
コンディショニングをしながら、ゴルフを楽しく長持ちさせなければ意味が無い。

コンディショニングを担当している山口トレーナーのユニークなストレッチ

   
 

次回更新予定:2007年3月10日

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