長年プレーしている人も、たまにコースに行く人も明日はラウンドとなるとウキウキ、楽しいものだと思う。そんなに楽しみにしているプレーなのに昨今は、ほとんど1ラウンドプレーで終わっているのが現状。もったいないと思わない?と言いたい。 そう言う私も、昔は1.5ラウンドが通常だったのに、いつの間にか1ラウンドプレーなっている。1ラウンド(18ホール)回れば十分みたいな変な習慣がついてしまった。(習慣づくと身体も頭もその気になる)
プロのトーナメントが1日1ラウンドと言うことも一般アマチュアに影響しているのかもしれない。昔、アマチュアの試合は1日1.5ラウンドで行われていたので、当時は自然に日頃のプレーも1.5ラウンドが当たり前になっていた。 1ラウンドプレーが主流になってきたのは、ゴルフ環境が時代と共に変わり、様々な事情が重なったからなのだと思う。
ゴルフ場によっては最終スタート時間を2時半前後に設定しているところもあり、まだ陽は高いのにスタートができず、やむなく1ラウンドと言うケース。またプレーヤーも全般的にプレーが遅くなっていることからコースの流れが悪く時間がかかり、あとハーフは行く気も時間もなくなってしまうなど悪循環である。 車の混雑を避けたくて早く引き上げると言うことも大きい。考えるといろいろ出てくる。
 |
プレー・ファーストのポスター 提供は(財)日本ゴルフ協会 |
ところで皆さん、プレー時間の目安をご存知だろうか?現在は1ラウンド4時間半、昔は3時間半だった。1時間も遅くなっている。コースに行くとハウスや売店で「プレー・ファースト」と書いてあるポスターをご覧になったことがあるかと思うが、スロープレーにならないようみんなで気を付けようと呼びかけているのである。待ち待ちのつまったプレーは面白味を半減させる。待ちチョロというのは都合のいい言い訳かもしれないがよく使われる言葉である。
少しでも楽しいゴルフを沢山味わうために、私達プレーヤーが出来ることは「プレー・ファースト」でコースの流れをスムーズにすること。そして1.5ラウンドプレーしてみては?(ただし季節柄暑さにはご注意を。) コースに最終スタート時間を聞くことも忘れずに。ちなみに我がホームコースの飯能ゴルフクラブは最終スタートに決まりはなく、ただハウスに5時までに戻ればよいと言うだけ。(シーズンによっては6時)プレーヤーの身になってくれるコースの一つです。
|